視線で分かれる子どもの笑顔

学び方教室には、様々な子どもが通ってきています。個性も学び方のスタイルも様々です。そのため子どもたちへの対応や関わり方も様々であり、誰に対してもこの学び方で大丈夫とか、この指導をすればOKなどというものは存在しないのではないかと思っています。その子どもにとって最適な指導や支援の方法は、支援者たちや、子どもと関わる様々な人たちの多くの視点や経験の中から、チームで話し合いながら探して行くものだと考えています。

発達障がいで課題を抱える子どもたちに対しても、本来、目の前の子どもを観て、対応や支援の仕方を考えるものであって、診断名の中で画一的に対応をするものではないと考えます。

 

ただし、これだけは言えます。多様な子どもたちに対して、大人が正しい理解の中で期待の視線を向けるのと、まったくの無理解の中で偏見の視線を向けるのとでは、子どもの成長が大きく違うという事実です。(これをピグマリオン効果と言います)「勉強ができない」とか「落ち着きがない」とかマイナスのイメージを注ぎ続けるよりも、ポジティブなイメージを注ぐことによって子どもの成長を促すことができるのです。これはすべてのことに言えることなのです。

私たちは学習支援を通じて子どもたちにそのような期待の視線を送り続けます。そして、子どもに関わる多くの大人たちがこのような子どもたちに対しての期待の視線で対応できればと考えています。

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